701-800

気付かずに傷つけていた
お前の心に狙いを定めて
週休7日
6両目でお待ち申し上げております
本日限定休戦協定
憎まれ役は任せとけ
二十五時を終わらせて
虹色ソーダ
そこに一瞬の闇を見た
日刊色恋新聞

思惑と意図が絡んで解けない
林檎売りの少女
すっかり泣き疲れて
螺旋階段の果てで逢いましょう
人の夢は斯くも儚し
冷めたお湯に躰浸して
猫背の君の背中が好き
夕暮れの影絵遊び
終わらないソナタ
涙で霞んで見えないよ

恋に堕ちて1回休み
優しい静寂
晴れ時々曇り、所により雨
揺れる電車から手を振った
靴下をはいた猫
砂時計の最後の一粒
暗闇に浮かぶ液晶
滑り落ちた左手
血飛沫が宵闇に消えた
掛け値は無しで

孤独の労務者
我が輩は人である
病葉の少女 (病葉…わくらば)
作り笑いはやめて
弊衣破帽の帰還
恋は火遊び
唇にご用心
自分説明書
六根清浄
禁煙は続かない
さよならの代わりに抱き締めて
金魚鉢で泡はき出して
指先から宝石づくめ
灯火は未だ消えず
雪に一輪 椿の花
運命を嘆くよりも
最後はやっぱり帰ってくるの
30分前待ち合わせ
駅の雑踏に影を探す
蜜蜂の甘い罠

逸る鼓動に唇重ねて
色付き紅葉
明日は終わりに向かう
その心、恋情
灰色の煙を吐き出して
好き、嫌い、好き、好き、好き
御伽の摩天楼
嫌だと言えない板挟み
明日からは他人だから
夢見たままでいさせてほしい

有りふれた日常のヒトカケラ
ほんの些細な綻びだった
今日だけは無礼講
貴方ブレンド
平均律の世界
2度と言わないから
恋心充電器
星の欠片とフルーツゼリー
とあるA氏の1日
透けたカーテンの向こうから

咲く華、散る華、君の華
マジでキスする5秒前
好きすぎてバカみたい
真っ青ギター
花弁涙
忘れた想いを重ね合わせて
「落ち着け」と言うだけでいい
再会するための別れ
胸張って叫んでやる
色鉛筆と白い消しゴム

フロイライン  (ドイツ語で未婚女性に対する敬称。お嬢さん)
うまく笑えたら良かった
馬鹿なふりしたちびウサギ
お前の声が聞こえたよ
途切れて解けて繋がって
遠すぎる空
ひとひらの夢
胸の奥で「きゅん」
選べない分かれ道
枯れた筈の心が湧き上がる

贅沢な悩み
ただ名前を呼んでくれたら
癒し系の瞳
涙印
自由への階段
退廃的廃墟
欲張りなんだから
つむじ風に乗って
こんにちは、さよなら、またね
蹴飛ばした雫が宙を舞う